【普通二輪免許で乗れる】かつて”ハーレー”に250ccモデルがあった?

「ハーレー・ダビッドソン」といえば、ボーン・トゥービー・ワイルドな大型バイク! ドデカいVツインエンジンを積んでいて、足を前にドーンと伸ばして、ゆったりクルージング…そんなイメージですよね? でも実はハーレー・ダビッドソンの長い歴史の中では、小~中排気量モデルをリリースしていた時代があったんですよ。

今回は、そんな一風変わった普通二輪免許でも乗れるハーレー・ダビッドソンが、イギリスのオークション会社Bonhamsにより出品されていたのを発見したので、ご紹介しちゃいます。

 

ハーレーの250ccモデル

いきなりですが、コレが、そのハーレー・ダビッドソンが販売していた中排気量モデル「SS250 Sprint」です。

ドン!

1967年式と、かなりのビンテージモデルで、最高速度は90mph(約144km/h)と、当時としてはかなりの高性能を誇りました(本当はそこまで出ないという話もありますが…)。エンジンはスーパーカブのような横型エンジンで、ブレーキは当然ながらドラム式です。

 

エンジンは今のハーレー(V型2気筒)とは違って空冷4ストローク単気筒。排気量は246ccで、最高速度がスゴイというエンジンではなく、トルクのあるエンジンとして定評がありました。

実はこのエンジンを搭載した一連のハーレー・ダビッドソンは、イタリアにあったバイクメーカー、アエルマッキ社を買収して生産させていたモデルなんですよ。

 

このオークションに出されていた「SS250 Sprint」は、メーター上は走行わずか8,372km。赤いラベルの”BRAKE LEFT”は左足ブレーキ、”DOWNSHIFT UP”はシフトレバーを踏むことでギアが上がることを意味しています。要するに現代のバイクとはすべてが逆なのです。

そして、気になるお値段ですが…日本の中古市場相場で、おおよそ60万円〜150万円くらいです。状態によってかなり値段に差がありますが、普通自動二輪免許でハーレーに乗れちゃうのであれば、安いものでしょう!

 

アエルマッキとは

最後に、この「SS250 Sprint」を製造していた「アエルマッキ」のウンチクを。1960年頃から、アメリカに日本車が増えていきました。その代表的なモデルがホンダ「CB72」やヤマハ「YDS-1」などでした。それら日本車へのハーレー・ダビッドソンの対抗馬だったのです。

元々アエルマッキといえば、イタリアメーカーらしく赤い外装がトレードマークで、この「SS250 Sprint」の基本骨格はそのまま、セパレートハンドルとバックステップを装着した粋な公道モデルのほか、タフで速いプライベーター向け市販レーサーを販売していた、かなりの実力を持ったメーカーなんです。

 

というわけで、「普通二輪免許だけど、どうしてもハーレーに乗りたい!」という方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ビンテージバイクなので、度重なる故障や、日々のメンテナンスが大変ですが、味わい深い良いバイクですよ!

 

参考 – Bonhams
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