【ここは月面!?】コンセプトバイク「FULL MOON」の動画がカッコいい!

スロベニアの大手マフラーメーカー「アクラポヴィッチ」が製作したコンセプトバイク「FULL MOON(フルムーン)」。昔の人が思い描いた宇宙船のような流線型の近未来的なスタイリングは、公開されるなり瞬く話題となったマシンです。

 

FULL MOONの特徴

ボルトは徹底的に隠す

写真を見てもおわかりいただけると思いますが、「FULL MOON」の特徴はとにかくその前衛的なデザイン。工業デザイナーが妄想で作り上げたCGアートをそのまま実現してしまったかのような、バイクの機能性や安全性の全てをそぎ落とし、アートとして昇華させたマシンです。

機能性こそ欠くものの、製作にあたっての技術力は斜め上をいっています。特に外装パーツは、流線型のラインを大切にするため、一切ボルトを見せない造りとなっています。

 

新旧融合のスタイリング

また、ハーレー向けのハイパフォーマンスエンジンメーカーであるS&Sのナックルヘッドタイプエンジン(1,524cc)を搭載している点にも注目です。ちなみにこのナックルヘッドエンジンとは、ハーレー・ダビッドソン社が1936年から1947年まで製造していたエンジンで、すでに半世紀前のエンジンなのです。

そんなビンテージなスタイルのエンジンを、この近未来的なバイクに搭載しているという点が非常にアンバランスであり、スタイリングに不思議とマッチしているのです。まさにデザインの妙といったところでしょうか。

 

他にもギミック盛りだくさん

その他にも目を惹く点といえば前輪の大きさ。圧巻の30インチです。どれほど大きいのかというと、一般的なバイクのホイールサイズが18インチ前後ですので、さらに12インチ大きいのです。
また、地を這うような車高の低さも見逃せません。

本当に走れるの?とお思いでしょうが、油圧式サスペンションを用いて、車高を自由に上げ下げできるのです。そのため、サイドスタンドを使わず、地べたにピタッと接地して駐車できます。

 

ショートフィルムのようなPV

この「FULL MOON」というマシンは、ネーミングからも分かる通り満月をイメージして製作されました。(30インチタイヤが満月のようだから)

そして、そのデザインソースをそのまま映像に落とし込んだような、幻想的な動画もあります。

 

ここは月面か?と見まごうほどの荒野を「FULL MOON」が疾走する様は、ただただ見入ってしまいます。また、この動画により実際に走行できるのかの実証にもなっておりますし、油圧式サスペンションが可動することも確認できます。

スペイシーなルックスでありながら、Vツインのドコドコ系エキゾーストノートが少々違和感がありますが、そんなミスマッチ感もまた不思議と面白いですね。それでは実際に走っている様を動画でご覧ください。

 

 

どんなバイクのジャンルにも当てはまらない、まさにバイクの進化系ともいえる「FULL MOON」。こういった異質なスタイルが、今後のカスタムバイクシーンに影響を与え、活性化させていく事を願います。

 

参考:アクラポヴィッチ
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